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「エメ・ヴィベール 若月稔章」の料理講習会の様子です。
今回は、「フォアグラ」をテーマ食材にして前菜、スープ、メインディッシュの3品を作って頂きました。
料理の仕上がりをイメージして、それにあったフォアグラのチョイス。
調理法によって産地、種類を変えるそうです。
まずは前菜。
『フランス産プーレとフォアグラのテリーヌ仕立て ブリオッシュムースリーヌと』
ランド産のフォアグラを使用。
夏なのであっさり、甘酸っぱいソーテルヌを合わせてみました。
寒い時期には、トリュフを合わせてみたり・・・。
常温に戻してから調理するなど、フォアグラの温度に気を使うそうです。
ソテーはソテー、ポワレはフライパンで、ロティはオーブン!と基本をきっちりと。
スープ
『温か~い食べるようなフォアグラのスープ トリュフ風味のブイヨン』
ロワイヤルとブイヨンの2層仕立て。
絶妙なかたさ。
混ぜ合わせる温度、加熱の温度、タイミングが物を言う一皿。
メインディッシュ
『シャラン産鴨胸肉とフォアグラの塩パイ包み焼き』
火入れの時間、温度を何度もやりベストを見つけ出した思い出の一品。
食べると驚きの、柔らかさ。絶妙な火入れでした。
この塩釜焼きは中身を、牛、魚介類等、色々変えてレストランで使っているそうです。
基本を大事に、自分のフィルターを通して新しい料理にチャレンジしているそうです。
若月シェフありがとうございました。